映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』 | オフィシャルサイト

STAFF STAFF -スタッフ-
リュック・ベッソン (監督/脚本)
- Luc Besson (Writer/Director)

1959年、パリ生まれ。1983年、 初監督作『最後の戦い』でアヴォリアッツ映画祭特別審査員賞を受賞。自らのダイバーの経験を活かした長編第三作『グラン・ブルー』(1988)がフランスで1年間にわたって上映される大ヒットとなり、世界に知られた存在となる。 ジャン・レノと子役時代のナタリー・ポートマンが主演した『レオン』(1994)、『ヴァレリアン~』の原作コミックの影響を受けたSF『フィフス・エレメント』(1997)を経て、1999年には歴史劇『ジャンヌ・ダルク』を監督。同じ年に映画スタジオ「ヨーロッパコープ」を設立する。同スタジオではプロデューサーと脚本を兼ねてアクション映画を数多く送り出し、『TAXi』(1997)、『トランスポーター』(2002)、『96時間』(2008)はいずれもシリーズ化されている。一時は映画監督業からの引退を公言していたが、2010年のアドベンチャー大作『アデル/ファラオと復活の秘薬』で撤回。以降、アウンサンスーチーの伝記映画『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(2011)、ロバート・デ・ニーロ主演のアクションコメディ『マラヴィータ』(2013)、サイバーSFアクション『LUCY/ルーシー』(2014)とジャンルを問わず精力的に活動している。

FILMOGRAPHY【リュック・ベッソン監督作品(長編)】

1983 『最後の戦い』
1984 『サブウェイ』
1988 『グラン・ブルー』
1990 『ニキータ』
1991 『アトランティス』
1994 『レオン』
1997 『フィフス・エレメント』
1999 『ジャンヌ・ダルク』
2005 『アンジェラ』
2006 『アーサーとミニモイの不思議な国』
2009 『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』
2010 『アデル/ファラオと復活の秘薬』
2010 『アーサーとふたつの世界の決戦』
2011 『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』
2013 『マラヴィータ』
2014 『LUCY/ルーシー』
2017 『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』

原作
ピエール・クリスタン(作)
ジャン=クロード・メジエール(画))
- Pierre Christin, Jean-Claude Mezieres
(Creator Valerian and Laureline Comic Books)

クリスタンは1938年、メジエールは1939年生まれ。共にパリ出身。幼馴染の2人は子供の頃からバンド・デシネと呼ばれるコミックに夢中になり、コンビを組んで「ヴァレリアンとローレリーヌ」に着手する。1967年に「ピロット」誌に第一作を発表。以降2010年まで続いた大長寿シリーズとなる。同シリーズのファンだったリュック・ベッソンは映画『フィフス・エレメント』(1997)の近未来的デザインをメジエールに依頼。ヴァレリアンが乗っていた空飛ぶタクシーも登場させている。クリスタンはバンド・デシネ以外にもジャズ・ピアニスト、小説家など多彩な顔を持ち、ボルドー大学のジャーナリズム学部創設にも関わっている。

アレクサンドル・デスプラ(作曲)
- Alexandre Desplat(Composer)

1961年、パリ生まれ。50本のヨーロッパ映画の音楽を手掛けた後、2003年に『真珠の耳飾りの少女』でハリウッド進出。ジャック・オーディアール監督とは『真夜中のピアニスト』(2005)などで信頼を築く。 2007年にはスティーヴン・フリアーズ監督作『クィーン』でアカデミー賞に初ノミネート。アン・リー、デヴィッド・フィンチャー、ロマン・ポランスキー、テレンス・マリック、キャスリン・ビグローら超一級の名監督たちとコラボ。『英国王のスピーチ』(2010)、『アルゴ』(2012)といったアカデミー作品賞受賞作から怪獣超大作『GODZILLA ゴジラ』(2014)まで、あらゆるタイプの映画を手がける。ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)では自身初のアカデミー賞を獲得した。